横浜の50代セラピストの成長記 まだまだ伸びしろあり

指談を知ったきっかけ

2018/08/02
 
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nico
横浜のアロマセラピストnicoです。子どもの発達を支援するセラピストを目指してただいま勉強中。50歳を過ぎてもまだまだ成長途中です。子育てをする中で感じたこと、勉強して知ったことを見聞録的に綴っています。
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指談を知ったきっかけ

ある子どもの涙

私は某病院の小児病棟で入院中の子どもたちと遊ぶボランティアをしています。 ある時、ボランティアメンバーが重度身体障害のお子さんと遊んでいました。私がそのお子さんのベッドサイドに行ったとき、その子がベッドに横たわったままツーッと一筋の涙を流しているのを見ました。その涙を見て、「あ、この子は年齢よりも幼い遊び方をされて悔しくて泣いているんだ」とパッと感じたのです。もちろん言葉でのコミュニケーションは取れませんので、本当の涙の意味は知ることは出来ません。 けれども、私のどこかでその強い想いをキャッチしたように感じたのです。その時に、「なんとかこの子たちの本当の気持ちを引き出してあげる方法はないのかしら?」と思いました。 その時に、昔ある講習会に参加したときに「私は障害を持ったお子さんたちの気持ちがわかるようになってから、お世話するのがすごく楽になりました。」みたいなことを言っていた人が居たことを思い出したのです。  

友人の言葉がヒントに

その方法が何なのか、どういう方法があるのかわからず、「波動?」「テレパシー?」と思いつく限りの単語で検索しましたがヒットせず・・・うーん、と行き詰まっていた時に友人から「今日ランチしない?」ってお誘いがあったのです。 友人は難病のお子さんやご家族を支援する団体で働いています。 久しぶりの友人とのランチにウキウキしながら出かけ、何気なく、病院で感じたこと、私が方法を探していることを話しました。  すると、彼女が言いました。「この間企画に参加してくれたお子さんが、養護学校の先生と一緒に来てくれたの。先生がその子と指を合わせて、その子の言ってることを読み取って、通訳してくれたの。本当に近くでその様子を見せてもらったんだけど、私には全然指が動いているように見えないのに、その先生はお子さんの指の動きを読み取ってるって言うのよ。」と。 「何それ?テレパシー?」と聞くと、「ううん、ちゃんと指を動かして文字を書いてくれてるんだって。私には動いてないように見えたけどね。」と言うのです。 ふ~ん、不思議なことがあるんだねと聞いていただけですが、家に帰って「あ!」と思いつきました。そう言えば別の知り合いもブログの中でそんなことを書いていたのを思い出し、帰ってすぐにそのブログをチェックすると「指談」というものだと書いてあったのです。 そこで初めて友人の話と指談がつながりました。 アンテナを張っていると、ちゃんと必要な情報が届くようになっているものです。友人に感謝です。  

言葉以外でのコミュニケーション

指談について調べていって、最終的には柴田先生に行き着くのですが、その過程で、言葉を発することが出来ない方でも、指談、指筆談、FC(ファシリテーテッドコミュニケーション)等の方法でコミュニケーションを取ることが出来ることがわかりました。 そして、脳障がい者は、例外なく高い知性と人間性を持つらしいということを知ったのです。高い知性と清らかな魂、そして不思議な能力を持っていることも。 残念ながらまだそれは一般的な考えではなく、例えば重度の肢体不自由であったり重度の自閉症であると、本人の口から語られないことで、知的な部分の発達がわからないし、知的にも発達遅延があるのではと思われがちです。 「自閉症の僕が飛び跳ねる理由」等の著書で知られる東田直樹さんの本も私には衝撃的でした。 失礼ながら、何も知らなかった頃の私には、重度の自閉症の方にこんな能力があるのはにわかには信じ難かったのですが、テレビのドキュメンタリーを見て「本当のことなんだ!」 といたく感動しました。 東田さんが使っているキーボードのようなものでのコミュニケーション、それがFCの発展形であるらしいことがわかり、そういうことなのかと納得しました。  私は言葉で伝えられない人たちは、「肉体の中に魂が閉じ込められているようなイメージ」と感じましたが、そう思っていたら、東田直樹さんの「飛び跳ねる思考」の中の一節に「僕の魂は、肉体に閉じ込められているのではないかと思う時があります」とあり、やっぱり!?と妙に納得してしまいました。   今回の研究会は、本当に衝撃を受けましたし、私の概念を取っ払うものになりました。 出来ることなら、わたしも指談を習得し、肉体に閉じ込められた言葉を引き出してあげられたらと願っています。 これからも研究会に積極的に参加させていただいて、私の可能性を試してみたいと思います。 この指談や指筆談が広く知られることを願います。   以上、長くなりましたが、私の衝撃的な指談体験記第一弾でした。        
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