横浜の50代セラピストの成長記 まだまだ伸びしろあり

研究会の後の茶話会

2018/08/02
 
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nico
横浜のアロマセラピストnicoです。子どもの発達を支援するセラピストを目指してただいま勉強中。50歳を過ぎてもまだまだ成長途中です。子育てをする中で感じたこと、勉強して知ったことを見聞録的に綴っています。
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研究会の後は、茶話会が用意されていました。
私は人見知りで、初めての場所や知らない人ばかりの集まりというのはすっごく苦手で、いつもなら懇親会とかは参加せずに帰ってしまいます。
けれども、お話しを伺う絶好のチャンス、意を決して発表者の通訳をされていたお母さんお二人にお話しを伺いに行きました。

 

筆談を体験させていただきました

最初にお話しを伺ったのは、毎日筆談で詩を書いているという女の子のお母さん。
そのお母さんは温かく迎えて下さり、どうやって筆談が出来るようになったのかお話し下さいました。
実は、ネットで指談のことを調べてみても、皆さん、どこで習ってどうやってマスターしたのか情報が全然拾えなかったのです。
そのお母さんはまずお嬢さんと筆談の練習をして、それから指談を練習したけど、初めはあまり上手に読み取れなかったそうです。ある時からはっきり読み取れるようになったのは、お母さんが上達したからではなくて、お嬢さんのほうが上達したからだと思うと言われていました。

 

「やってみますか?」と言って下さり、私も筆談を体験させていただきました。お嬢さんがペンを握る手を下から私の手で支えて、ノートにペンで○と×を書いてもらいました。
お母さんの介助だとスラスラ動くペンも、私が緊張して力が入ってしまったせいか、女の子のペンはゆっくりとした動きでした。けれども、私が彼女の手を動かして書かせたわけではなく、自力で小さく○×と書いてくれたのです。
お母さんは、筋肉が低緊張の彼女のかすかな手の動きを感じながら、上手に介助されているわけです。

「力が入ってしまって、お母さんみたいに上手にお手伝いすることが出来なくて、ごめんなさい。でも、ありがとうございました。」と彼女に伝えると、ノートに「どういたしまして。うれしかったです。ありがとうございました。」ときれいな字で書いてくれました。

 

お母さんは筆談や指談を通じて、お嬢さんの言葉を紡ぎ出すことが出来て、家族で喜びを分かち会えるのがとても嬉しいと言われていました。でも何よりも嬉しいのは、お嬢さん自身が変わったことだそうです。

 

速記のようなもの!?

それから、息子さんの通訳をされていたお母さんにもお話しを伺いに行きました。
息子さんはとてもユーモアのある方で、発表をされる内容も面白かったのです。

 

このお母さんもすっごく速く通訳をされていて、ほんと、どうなってるんだろうと不思議でしょうがなかったのです。
不躾に突撃インタビューに伺った私を、とても優しく迎えて下さいました。
どうしてあんなに速く言葉を読み取れるのか、息子さんはあんなに速く文字を書いているのか聞いてみました。

 

本当に息子さんが書いている文字を手で読み取っているのだそうです。息子さんが横棒をちょっと下げて書いたら「あ」、ちょっと上げて書いたら「お」で、私が「速記みたいなものですか。」と言うと、そんな感じかなあと言われていました。
次の文字を書いた瞬間に携帯の予測変換のように、言いたい単語がわかるのだそうです。
元々ツーカーというか、通じ合っていた関係だったということもあるみたいです。

 

その息子さんは拘縮した手にペンをバンドで固定して、素敵な絵を描かれるのです。
お母さんの指談は、やはりどこかで習ったというよりも、練習しているうちに出来るようになったとのことでした。
とても素敵な方でしたが、うちからはちょっと遠く、「すごく指談が上手になった方がいるから」とある女性を紹介して下さいました。

 

愛あってこそ

紹介して下さった女性は、弟さんのために筆談、指談を練習しているという方でした。
やはり、弟さんとの筆談から練習をしたとか。初めは筆談から初めて、なかなか文字にならなかったそうで、初めの頃のノートの写真を見せてもらいました。だんだん上達してくる様がわかりました。

 

柴田先生に「私、指談を習いたいのですが、どこかで講習会とか勉強会はあるのでしょうか。」と伺っても、「うーん、特にはそういうのはないんですよ。」と言われていた意味がわかりました。

皆さん、最初のとっかかりは柴田先生や柴田先生の奥様との出会いらしいのですが、最初にやり方を教えていただいてからは、後はひたすら練習あるのみらしいです。
・・・と言うことはわかりました^^;

 

それも「この子と話したい」「この子の気持ちを理解したい」という強い思いと愛があってこその奇跡なのですね。
愛ゆえのテレパシーみたいなものも働いているかもしれません。

家族や身近に対象となる人が居ない私には、ハードルが高いように感じますが、それでも少しずつ勉強会に参加したり、練習をさせてもらいたいと思いました。

 

一旦指談が出来るようになって「指談しようか」と他の方にトライしてみると、意外と指談でお話し出来る方が多いとか。

 

介助する方も「最近は漢字を書くようになった。」とか「カタカナを知らないと思っていたら、知っていてびっくり。」とか言われていましたが、ひらがなは特に教えていなくても、七田のカードで覚えたとか、お母さんが読み聞かせをしてくれた絵本で覚えたりしているそうです。

 

この研究会に参加したことは、私の意識改革の記念すべき日となりましたし、今まで病院や療育でのボランティアで心がけていた接し方や、うすうす感じていた ”魂” らしき部分についてのことが正しかったのだと再認識出来た日となりました。

本当に貴重な機会に参加させていただけてありがたかったです。

 

声高に「こんな素晴らしいコミュニケーションツールがあります!」と広めていきたいところですが、喜ぶ方ばかりではなく、ものすごく衝撃を受ける方もいらっしゃるそうですから、伝え方には気をつけないといけないと思います。
今回のこの記事を読んで、少なからずショックを受けた方がいらっしゃいましたら、ごめんなさい。

 

でも、今回は必要な方に届くことを願い、この記事を書かせていただきました。
指談で最初に出てくる言葉は「ありがとう」

皆さん、まずご家族や回りの方に感謝の言葉を述べられるそうです。

 

まとめ

今回のレポートを読んで、信じる方も信じない方も、「嘘だ。インチキだ。」と感じた方もいろいろいらっしゃると思います。人それぞれですから、「本当のことですから信じて下さい。」なんて言う気はありません。
ただ、それは他人がとやかく言うことではなくて、指談を使っているご家族が幸せで喜びに満ちているのなら、それこそが真実なのだと思います。
すでに指談でコミュニケーションを取られているご家族の楽しそうな笑顔がそれを物語っていると思いました。

 

このことが広く知られるようになって、「障害」なんて概念が無くなって行くことを願います。
皆同じ尊厳を持つ人間として認め合えるようになると、素晴らしい世の中になっていくと思いました。

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横浜のアロマセラピストnicoです。子どもの発達を支援するセラピストを目指してただいま勉強中。50歳を過ぎてもまだまだ成長途中です。子育てをする中で感じたこと、勉強して知ったことを見聞録的に綴っています。
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