横浜の50代セラピストの成長記 まだまだ伸びしろあり

ラヴィングタッチケア講習会 その後

 
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nico
横浜のアロマセラピストnicoです。子どもの発達を支援するセラピストを目指してただいま勉強中。50歳を過ぎてもまだまだ成長途中です。子育てをする中で感じたこと、勉強して知ったことを見聞録的に綴っています。
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ラヴィングタッチケア講習会を受けてから10日が経ちました

講習会の直後は相当混乱していましたが、解決はしないものの、やっと落ち着いてきました。ふうっ   次の日が療育センターでの保育ボランティアの日だったのですが、療育センターへの道中、頭の中で繰り返される「あかん、あかーん、あかんやーん!」 という言葉。 ← 関西出身でもないのに、なぜか関西弁・・・ぷぷっ   私の心の底の意識が言っているのかどうかわかりませんでしたが、ずーーーっと繰り返されるリフレインに 「なにがあかんの?」 と自分に問うてみるも、なかなか答えが見つからず・・・   で、考えて考えてやっと出て来た答えがまさかの 「自己肯定感が低い?!」 という結論でびっくりしたわけです。   そして、思い出しました。   この講習会を受ける5日ほど前、某講習会で知り合った方と初めてランチして、その時にその方に  「私は自己肯定感が低くて・・・Nicoさんは自己肯定感が低いとか、自分に自信がないとかってないですか?」って問われたのです。 もちろん 「自己肯定感は高い方だと思います!」 なんて笑顔で答えたのですが、後から思い出して、あ!と思いました。   私は今の自分に必要な情報を、誰かの口を通して受け取ることが多々あります。 「そうだ、あの時もそう問われていた!」と思い出して、2度びっくりしたわけです。  

 解決は・・・していません

講習会の直後は頭の中がぐるぐるしてだいぶ混乱していましたが、もはや、よくわからなくなりました けれども講習会以来、ずっと「本当の私ってどんな人?」という感覚が残っています。 無意識の中、頭の片隅にずっとそれが残っていて、こんなに引きずっているのは、数々の講習会を受けて来ましたが、初めてです。 知識を得るための講習会だとこんなに引きずることはありません。   それほど自分自身の心の奥深くに問いかける時間だったのだと思います。 そしてそういうタイミングだったのだと思います。   ずっと頭の片隅に残っている物の正体もよくわかりませんが、このまま抱えていると、いつかスポーンと結論が出るような気もします。  

 講師のひろこさんから教えていただいたこと

講習会の後しばらくしてから、講師のはやしひろこさんに感想を送り、いただいたお返事があります。 (ひろこさんのご了解をいただいたうえで載せています。)   タッチケアには、 潜在意識にあるものを、顕在意識に浮かび上がらせる力も強く、 通常の感覚では認識できない光や色や、わたしは共に過去生をご一緒することもあります。 ふだんそんな能力を発揮されているNicoさんが、今回は何も分からなかったのは、Nicoさんの内側からのメッセージだとわたしは受け止めます。 相手の気持ちを感じてもいいし、感じなくてもいい。 どちらでも、温かいまなざしと声と心と手でふれるなら、相手は最高の経験をされているのだと思います。 自己肯定感、自己愛、硬い殻。 キーワードが浮かび上がるのも、タッチケアの本領発揮ですね。 ゆっくりと、ゆっくりと、ラヴィングフィールドの中でNicoさんの旅を楽しんでくださいね。     そして少し落ち着いてきた私にさらに教えて下さったことがあります。     Nicoさんのように、深い問いが生まれ、あるいはずっと持ち続けていた課題に気づき揺れるように感じるかたがおられます。 気づかれるのを待っていた「何か」が湧き上がるのです。 海底地震とわたしは呼んでいます。 統合に向かうことを志向していても、人は変化を実は好みません いつも同じところにいるのを安心と錯覚しているといってもいいでしょう。 揺れ動く感じは未知のものであり、これまで築いてきたものが崩れるような恐怖も感じます。 なんとしても、いつもの、前の状態に戻るよう「抵抗」をはじめます。からだにふれる、つまり潜在意識へのアプローチは大なり小なり、無意識での抵抗が生じ、ネガティブな思考を繰り出しているのです。 呼吸とまなざし、ラヴィングな想いをご自身へ向けてくださいね。   ひろこさん、深い・・・深すぎますぅ・・・   ということは、私は海底地震が起きたことによって変化しようとし始めていて、「私って自己肯定感低いのかも」というネガティブな思いを、「いいや、そんなはずはない!」と否定して、攻防せめぎ合って混乱している状態ということでしょうか・・ どちらが勝つのかはまだわかりません。   タッチケアには心の奥深~くまで届く不思議な力があるようです。 もちろんこの講習会はただ触れて「気持ちいいねえ」というだけのものではなく、心の奥深くを見つめるようなワークであったからこそですが・・・   その時には 「何も感じられない」 「ただ気持ちいい!」 としか感じられていなかった私が、 実は目に見えない力で心の奥深くまで揺さぶられていたなんて。 ラヴィングタッチケア恐るべし・・・  

 少しずつ変わってきています

講習会後、何日か過ぎてから、高3の息子が 「肩揉んであげるから、肩揉んで」 と言うので、肩を揉みました。 今までなら、「こんな遅い時間に眠いのにめんどうくさいなあ」とかちょっぴり思っていましたが、その時にはそんな思いは完全に払拭して、ただただ「大事に思ってるよ~」「身体が楽になるといいねえ」 と思いながら優しい気持ちで (←ここ大事) 愛情たっぷり込めて揉んだりさすったりしていました。 息子はそれを感じていたのか、黙って受けていました。(感受性の高い子です) いつもなら「もっとやって!」「まだ足りない!」とか言われるのですが、その時はた~~~っぷり気持ちを込めて触れたので「はい、おしまい。」と言ったら満足したのかすんなり終わらせてくれました。   そして交代して今度は私の肩を揉んでくれました。   いつもなら力が強く「イテテテテ。もっと優しく押して」と痛かったりするのですが、その日はちょうどいい力で凝っているところにピタリと手を置いてくれました。 そして、いつもなら「指が痛くなったからもうおしまい」とすぐに居なくなるのですが、「もういいよ、ありがとう」と言うまで黙って揉んでくれていました。   ああ、そうだった・・・小さいときから息子の手はエネルギーがいっぱいで、もみじのようなちっちゃな手で触れられるだけで、すっごく気持ちが良かったんだった・・・ しかもいつも凝っているところをピタッと探し当ててくれたっけ・・・なんて懐かしく思い出していました。 そして優しい気持ちになる私・・・   意識してみると、講習会以来、なんだか心が落ち着いてきたのか、息子に前ほどイライラしなくなりました。 息子との日常のなかでも 「あれ?私、いままでイラッと来てたことが『ふ~ん』『へえ~』って受け止められるようになってるぞ!」 と気付き、今までより怒りの沸点がちょっと高くなったように感じます。 外ではにこにこNicoさんと思われているみたいですが、うちでは結構怒りんぼ母さんだったりします でも、少し変わったかもしれません。 自分で言うのもなんですが、私自身、気持ちがちょっとラヴィングになって来たみたいです。 いや、まだまだ足りませんけどね   そしたら、反抗期でイラッとさせられる言動をしていた息子も態度が軟化してきました。 ちょっと穏やかな雰囲気で話しが出来るようになってきました。 なんかちょっといい感じ~   そこで気付きました!   反抗期の息子に平常心で接しているつもりでしたが、知らず知らずトゲトゲオーラを発していたんだわ・・・と。 気が付かなかったーー だから息子もトゲトゲしていたのか! 私が穏やかに接することが出来るようになって息子も軟化してきたんだ! あ~、相手は自分を映す鏡って本当だー! 納得!!    アンタ、今頃なに言ってんの? そんなのわかりきったことやーん! しかもラヴィングに触れてなかったって、ダメじゃーん! それでもセラピスト!? と皆さんから 総ツッコミが入りそうですが、出来てなかったんですねえ・・ ダメですなあ・・・ あ、息子に対してだけですよ。お客様には心を込めて施術していました。 結局、反抗期の息子に普通に接しているつもりだったのに、うっす~いバリアを張っていたのは私の方でした。   ・・・ということはわかりました。 全然気付いていませんでした 気付いただけ進歩です。・・・ということでよろしいでしょうか?   講習会のあの日、指先からチリチリという痛みとともに出て行った粒子のようなものは、私の中に溜まっていた「怒り」の感情だったのだろうと思います。 もちろんそれは息子に対してのものではありません。 息子にはため込むほどの怒りなんて持ったことありません。 でも怒りの感情のコップが満杯だったのが、あの時少し流されて、またコップに空間が出来たのだろうと感じています。   その怒りも、持っていることすら気付いていない深層心理の底の底~に溜まっていたものだと思います。   結局、自己肯定感が高いのか低いのか、殻に閉じこもっているのかいないのか、結論は出ないままですが、私には少しずつでも変化が訪れているような気がしています。   そんなことを感じながら過ごした10日間でした。   すぐには気付きませんでしたが、ジワジワ効いてきているみたいです    ラヴィングタッチケアの講習会、深かったです・・・
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