横浜の50代セラピストの成長記 まだまだ伸びしろあり

ティナ先生のボランティアレポート~小学校でキッズインコンタクト~

 
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横浜のアロマセラピストnicoです。子どもの発達を支援するセラピストを目指してただいま勉強中。50歳を過ぎてもまだまだ成長途中です。子育てをする中で感じたこと、勉強して知ったことを見聞録的に綴っています。
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ブログを始めたばかりだと言うのに、10日ぶりくらいの更新になってしまいました
もう挫折したのか?!と思われそうですが、実は、あるお仕事を依頼されて、それにかかりきりになっていました。
で、ブログも書けなかったわけです。
そのお仕事もすっきり終わり、また頑張ってブログを書いていこうと思っていますので、よかったらこれからもお付き合い下さいね。

さて、今日は2011年に1回だけ行われた”キッズインコンタクト”のボランティアのレポートです。

Facebookから移行してきた記事に、加筆修正してブログに残しておきます。

 

Kids in contactって何?

まず、”キッズインコンタクト”とは何なのかをお話ししようと思います。

“キッズインコンタクト”とは、子どもが子どもに行う、仲間同士の健全で安全なタッチのことです。
バウンダリー、つまり身体の触れてもいいところと触れてはダメな所の境界線を学ぶことで健全なタッチが出来るようになるし、タッチを受ける側も、良いタッチ・悪いタッチを区別出来るようになります。

子ども同士の安全で健全なタッチは、相手との距離感を学び、相手を尊重し、思いやる心を育てます。

今、数年前のノートを見ながらブログを書いていて思い出しました。
ティナ先生の経験談ですが、ある学校だか幼稚園だかでのキッズインコンタクトで、ある男の子は身体も大きいし「乱暴者」だとレッテルを貼られていて、タッチの時間になかなかペアを組んでくれる子が居なかったとか。けれども、その子はペアを組んだ子に予想に反してとても優しくタッチをする子だったので、「○○くんのタッチはとっても優しくて気持ちいい」と相手の子が言ったことで、ペアになりたい子続出でその子はクラスで人気者になった・・たしか、そんな話しをしてくれたように記憶しています。

教育心理学用語で他者から期待されることによって成績が向上することを「ピグマリオン効果」と呼び、逆に他者から期待されないことによって成績が下がることを「ゴーレム効果」と呼ぶそうです。

先生や回りのお友達が「この子はこう」と決めつけると、その役割に自分を当てはめようとするし、みんなの目から見えているような自分に育っていくのだそうです。

この男の子は、回りから乱暴者と思われている「ゴーレム効果」でそういう自分に育っていたところを、タッチケアで見直された「ピグマリオン効果」で、その枠から抜け出せたのだとしたら、子ども同士のタッチって、すごい力を秘めていると思います。

また、学習している時にタッチを組み合わせると、理解度が上がるというデータがあるそうです。
読み聞かせの時間に3-5歳の子どもを、

① お話しを読んで聞かせるのみ
② 絵を見せながら読む
③ タッチをつける
という3つのグループに分けて、”終わってから覚えていることを絵にする”という実験をしたら、①②のグループの子は色もそんなに使っていないシンプルな絵を描いたのに対し、③のグループの子は80%の子どもが色彩豊かな大きな絵を描いたということでした。

タッチには他にもいろいろな効果があって、わーわー騒がしくて落ち着かないクラスに朝5分タッチの時間を取り入れることを続けると、ランチタイムの後の騒がしさが落ち着いて来たというデータもあるそうです。
朝の効果がずっと持続していたというわけです。

大人が子どもにするタッチだけではなくて、お友達同士の「気持ちいい」タッチだって、健全な心と身体を育てることが出来るのです。

今日は過去数年間でたった1度だけ行われたキッズインコンタクトの実践編のレポートです。

 

小学校でのKids in contact

2011年、千葉県の某小学校にボランティアで伺いました。

2,3日前に急きょ決まった話で、ティナ先生、国際リドルキッズ協会前代表の愛さん、その年アメリカから同行していたカメラマンのジェイソンさん、私の4人だけでの訪問でした。
その日は、朝から小雪がちらつく、その冬1番の寒さでした。
校長室に通されて待機し、その後体育館に移動して子どもたちを待ちました。
間もなく1年生3クラス、100人近くの子どもたちが入ってきました。
体育の授業として呼んでいただけたようです。
1年生の担任の先生たちも全員いらっしゃいました。

この日のタッチは背中でピザ作り。

ティナ先生が自己紹介をして、早速私の背中を使ってタッチケアを始めました。

まずは手を温めながら、お友達に「触ってもいい?」と許可を求めてね。
お友達には優しくさわってね。
じゃあ背中でピザ作ってみようね。
私がするのとおんなじように友達の背中にやさしーくタッチしてね。

「ピザになにのせる?」「トマト」「大きいトマト?小さいトマト?」「大きいトマト!」「次はなにのせる?」「チーズ!」「チーズね。たっぷりのせようね。」・・・といくつかのトッピングを子どもたちに言ってもらって、いろんなタッチを入れながら、ピザの出来上がり。
もうその段階で、子どもたちはにこにこ楽しそうにしていました。
じゃあ、交代ね。またお友達に触ってもいいか聞いてみてね。
で、またピザを作りました。

今度はcar washしましょう。
1クラス2列になって座りましょう。
2列になったらお隣の列の人と向かい合わせになってね。
一番前のお友達は、その列の間をハイハイしながら進んで列の一番後ろまで行くよ。
みんなは両手で「car wash,car wash」と言いながら、ハイハイのお友達を両手で優しく洗ってね。やさしくだよ~。
car washされたお友達は後ろまで行ったら、一番後ろに座ってね。
今度は2番目のお友達が車になってみんなの列の間を進んで行くよ。

クラス全員にタッチしたりされたり。乱暴にする子は居なくて、みんなワイワイ楽しんでいました。
列はどんどん後ろに進んで行きますから、これは広い体育館とかじゃないと難しいかもしれませんね。
身体も温まったところで、時間となりました。
子どもたちはタッチをとっても楽しんでくれたようです。みんな「あったかくなった~」と言いながら、にこにこしていました。

もう一つ、英語の歌でTHE WHEELS ON THE BUSというバスの歌を使って何かやったような気がしますが、どうしても思い出せません

先生方も、「うちに帰ったら早速子どもにやってみま~す!」なんて喜ばれていました。

その後校舎の中を子ども達と一緒に案内して下さって、1年生の1クラスと一緒に給食をいただきました。
ティナ先生もジェイソンさんも日本の学校の給食は、どうだったでしょうね。
「ティナ先生に質問がある人!」と聞くと、「好きな食べ物はなんですか。」「嫌いな食べ物は何ですか。」「私はブランコが好きですが、好きな遊びは何ですか。」
「好きな歌はなんですか。」・・・さすが1年生。同じような質問が延々と続きます。
しかもタッチケアと一切関係なし!
これ、体育館でのタッチケアの後も同じような状態でした^^;
なのにティナ先生はイヤな顔ひとつせず、質問をさえぎるでもなく、延々と答え続けてあげてました。
ああ、なんていい人!

子どもの顔は絶対に写さないで下さいって校長先生に言われていたのに、子どもたちはピースをしながらジェイソンさんのカメラの前に群がってました。
いやいや、君たち、ダメだからさ
まあ、そこが子どもの無邪気さなんだけど、校長先生に怒られるから
給食もいただいて、校長室で校長先生ともお話しをして、小学校を後にしました。
やっぱり子どもと一緒の活動は楽しい!!
とっても楽しい訪問でした。

 

おまけ

ある年の講座の中でこんなことがありました。
自己紹介でそれぞれ好きな動物を言って、その動物を使ったティナ先生即興の探検のお話しタッチ。
「よく晴れた日です(サークル)。探検に出かけます(2本指でテクテク)。小さい鳥です(小さく波のように)。あ、蛇だ~!走って逃げろ~(ウネウネ)。馬だ、パカッパカッパカッ(カッピング)、コアラだ(腕を優しくタッチ)、うさぎだぴょんぴょん(親指でタッピング)、象が来た、ドシッドシッドシッ(掌全体でタッチ)、あ、だんご虫もいた!(小さい丸)、サルだ(腕をブラブラ)、バナナを食べよう(指をホールド)・・・」なんて調子で次から次に新しいタッチが生み出され、みんな感心しながら大笑い。
終わった頃にはすっかり和んでました
聞いているだけでも楽しそうでしょ?

こういうのも、キッズインコンタクトの中で使えるなあって思います。

お話しを作ってもいいし、絵本を使ってタッチをするという方法もあります。
またティナ先生と一緒にキッズインコンタクトのボランティアに行って、ティナ先生の引き出しを見せてもらいたいなあって思います。

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